いつも株式会社奥田(OKUDA FACTORY)のウェブサイトをご覧いただき、ありがとうございます。
私たちは、鞄の聖地・兵庫県豊岡市にて、数々のアパレルブランドやデザイナー様のパートナーとして、OEM(受託製造)を手がけてきました。仕様書通りに綺麗に縫う。それはプロとして当たり前のことです。しかし私たちは、その一歩先にある「なぜ、この構造なのか」「どうすれば長く使っても型崩れしないか」を常にミリ単位で突き詰める、「思考する製造」を大切にしてきました。
そんな私たちの技術と哲学をすべて注ぎ込んだ、新しい自社ブランドの立ち上げ計画が、いま静かに進行しています。
工場だからこそできる、新しい「身嗜み」の提案
現代の都市生活には、キャッシュレス決済の普及に伴い、スキミングなどの見えないリスクが増えています。しかし、セキュリティを前面に出したバッグは、どこか無骨で、せっかくの美しい装いを邪魔してしまう。そんな違和感から、私たちのプロジェクトは始まりました。
目指したのは、レザー本来の吸い付くようなソフトな手触りと、長年使ってもへたらない凛とした立ち姿の両立。そして、洗練されたミニマルなデザインの内側に、現代の安心(スキミング防止シート)を極めて自然に忍ばせること。
防犯グッズではなく、日常に溶け込むスマートな「身嗜み(みだしなみ)」。革の伸び縮みや厚みを指先で感じ取りながら、ミリ単位の型紙調整を繰り返す、ファクトリーブランドだからこそ辿り着ける美しい構造を追求しています。
9月、東京ビッグサイト「ギフトショー」出展へ
この、私たちの技術と哲学が形になったプロトタイプを携え、2026年9月2日(水)〜4日(金)に東京ビッグサイトで開催される「ギフトショー LIFExDESIGN」に出展することが決定いたしました。
このエリアは、品質とデザインにおいて特に優れたプロダクトが集まる、展示会の中でも一等地のエリアです。
当日は、私たち独自のブランドの発表はもちろんですが、実際に製品を縫い上げている構造を見ていただきながら、「10本からの小ロットOEM」のご相談にもその場で対応させていただきます。
自社ブランドを作るということは、私たち自身が「ブランドを立ち上げるデザイナーの産みの苦しみ」をリアルに体験するということでもあります。だからこそ、工場を探しているデザイナー様に、今まで以上に寄り添った「構造からの共創提案」ができると確信しています。
全貌の解禁まで、あと少し。 豊岡の小さな工場が挑む、新しいものづくりの形に、ぜひご期待ください。
